ライブで試す 説明
「Kacha Bear」は、作ったものすべてを割れるまで握りつぶすための小さなキッチンで、お菓子はどれも手作りです。チョコレートスクイーズなら、型を選び、フィリングを選び、チョコレートを溶かして殻をコーティングし、トッピングをのせます。月餅なら、とろける餡と生地を選び、模様を押し、中に隠す一文を書きます。フォーチュンクッキーなら、生地を混ぜて焼き、メッセージを忍ばせて温かいうちに折りたたみ、中身を詰めて片端をチョコレートにひたします。
そして、握りつぶします。殻は指で押したまさにその場所から割れ、かけらがお皿に散らばり、とろけた餡が割れ目からしみ出し、かけらはさらに砕けてくずになります。音は指の動き(押す位置、速さ、お菓子の素材)にリアルタイムで追従し、プロシージャルオーディオと、クラッカーやクッキーを実際に録音した音をミックスしています。
この作品の核となるのが、ギフト機能です。月餅に隠すメッセージを書いたら、Web 版ではさらに一文を入力し、そこから Tripo が彫り出した小さな 3D オブジェクトを餡の中に埋め込むこともできます。ギフトボックスに包んで、リンクを送りましょう。友だちはそのまま読むことはできません。月餅を割れるまで握りつぶして、ようやくメッセージがすべり出て、オブジェクトが飛び出します。オブジェクトは自分の棚に飾っておけます。一緒にいられない誰かのために作られた作品です。
「Kacha Bear」は Web 版と、Xiaohongshu のミニツールとして動作します。ミニツールは AI を使わないオフライン版で、9 月中旬以降 58 万 3,000 人が利用しました。作者は AI コーディングツールを使ってすべてをひとりで開発し、Three.js と独自のソフトボディシミュレーションで構築しています。
ハッカソン前にあったのは、チョコレートスクイーズ(ソフトボディによる割れ表現、リアルタイムの音、Tripo の AI デコレーションを含む)とオフライン版のミニツールだけでした。ギフト機能一式(月餅、Tripo による隠しギフト、ギフトボックスの贈呈演出、受け取った人の棚)に加え、フォーチュンクッキー、カラーチョコレート、月餅とクッキーの録音サウンドは、すべてイベント期間中に作られました。
Tripo の活用方法
ここで Tripo が作るのはアセットではなく、ギフトです。入力したひと言が世界にひとつだけの 3D オブジェクトになり、友だちが握りつぶすまで月餅の中に封じ込められます。
- 隠しギフト:Web 版では、入力した一文(たとえば「月を抱きしめるウサギ」)が実行時に Tripo のテキストから 3D 生成にかけられます。GLB は作者自身のサーバーに保存され、ギフトリンクとともに届き、割れた餡の中から Three.js で飛び出します。これがギフト機能の核であり、これがなければ月餅の中にはメッセージしか入っていません。
- AI デコレーション:ハッカソン以前からある「AI デコレーション」機能も、実行時に Tripo API のテキストから 3D 生成を呼び出しています。
- 型とアート:クマとアイスクリームの型は Tripo のモデルで、ロゴとクマのアートは、作者が ChatGPT の画像と Tripo モデルのレンダリングをもとにデザインしました。
- 利用状況:Web 版の最初の 2 週間(9 月 19 日〜10 月 3 日)で、1,276 台のデバイスのうち 384 台(30%)が Tripo のテキストから 3D 生成を使い、生成回数は 693 回でした。そのうち 462 個が保存され、318 個が月餅の中に隠されました。


