ライブで試す 説明
「Lurk」は、オフィス向けコラボレーションソフトに偽装した軽量なビジュアルノベルリーダーです。ナレーション、会話、モノローグ、調査、タイムラインといったビジュアルノベルの語りの仕掛けを、チャット、ドキュメント、カレンダー、ナレッジベースというおなじみの仕事ツールに置き換えています。プレイヤーは主人公として物語に入り込み、ごく普通の業務画面に見える中で読み、会話し、調査しながら、日常の情報の裏に隠れた異常を少しずつ明らかにしていきます。
デモは名作ビジュアルノベル『Steins;Gate』のプロローグをもとにしており、最後まで遊べるストーリーラインをまるごと収録しています。はた目には、デスクでまじめに仕事をしているようにしか見えません。でも実は、一行一行読み進めるうちに、そっと別の世界へ入り込んでいるのです。
実績さえも偽装されています。「エラー報告」というグループチャットがシステム通知になりすましていて、物語の一部を読み終えたり、インタラクションをこなしたり、隠しイベントを発生させたりしても、従来のような実績のポップアップは表示されません。代わりにこのグループが解除を知らせるシステムメッセージを送ってきて、それぞれの実績は、眺めたり、集めたり、シェアしたりできる 3D オブジェクトになります。
これは、仕事の合間に物語を読んだり、ひと息ついたりしたいすべての人への贈り物です。チームによれば、休むのに説明はいりません。どうせこっそり休むなら、優雅に休んだほうがいい、とのことです。プロジェクトはハッカソン期間中にゼロから始まりました。それ以前にチームが行っていたのは、コンセプトの議論と、ビジュアルノベルの仕組みや実現可能性の調査だけです。『Steins;Gate』の素材はデモのストーリーの原型と参考資料として使っているだけで、インターフェース、インタラクション、ビジュアルデザイン、3D コンテンツはすべて、イベント期間中にチームが設計・制作しました。
Tripo の活用方法
「Lurk」では、Tripo が実績を手に取れる形にします。Tripo は単にアセットを生成するためだけにあるのではなく、ストーリーテリングの仕組みの一部になっています。
- 3D の実績:それぞれの実績は、Tripo によって独立した 3D オブジェクトになります。「はじめての接続」は通信機器に、「プライベートな記録」は日記帳に、「世界線シフト」は時間装置になります。
- 物語がトリガー:プレイヤーの物語内での行動が 3D コンテンツを直接トリガーし、実績はテキストのラベルから、眺めたり、集めたり、シェアしたりできるオブジェクトへと変わります。
- ループの全体像:物語、実績の解除、「エラー報告」グループからの通知、Tripo が生成する 3D の実績、そして収集とシェアへと続きます。Tripo は、ビジュアルノベルの語りと 3D 制作をつなぐ要となっています。


