
説明
「One Bag of Ages」は、古画の中に広がる世界です。チームは古画に手作業で色を塗り直し、そこに描かれた風景を再現して、伝統的な中国の雰囲気を作り上げました。絵の中に入り込んで宝を探し、その時代に対応する骨董品をひとつの袋に集めましょう。どの品も実在の品をもとに再現されていて、遊びながら形や様式について少しずつ知ることができます。見つけた品はすべて飾り棚に収まり、好きなときにじっくり眺められます。ステージ攻略の緊張感というより、博物館を散策するような感覚です。
本作はある父親への贈り物です。チームリーダーであり、ゲームデザイナーでもある人物の父は、長年骨董品を愛してきました。そしてリーダー自身も、近ごろは伝統的なものを好きになってきました。父も年を重ね、複雑なゲームは難しくなりましたが、余暇の時間にも何か価値あるものを得たいと願っています。有名な骨董品の多くは現実には手に入れようがありませんが、急速に進歩する AI と 3D の技術が、手の届かないものを身近にしてくれます。ゲームを提出した月がちょうど父の 66 歳の誕生日だったため、チームは新しいツールを使い、愛してやまないのにかつては手に入らなかった宝物を誕生日の贈り物にしました。また、画面上に平面的に並べるだけの「クラウド上の博物館」にはしたくありませんでした。目指したのは、伝統の美しさを視覚的な記憶として残す遊びです。
操作は最小限、1 ラウンドは短く、目にも優しいので、年配のプレイヤーにも親切です。反射神経を鈍らせず、それぞれの品の特徴や細部も自然と頭に入ります。まさに遊びながらの学びです。難易度は細かく段階分けされていて上限も高く、同じ操作でもカジュアルにもハードコアにも楽しめ、反応、予測、スピードが試されます。
本作は中国古典スタイルの実験であり、古画から取った場面と、本物の骨董品を再現した 3D の器物を組み合わせています。現在のデモは臨安を描いた南宋の絵巻で幕を開け、南宋の磁器から始まります。アイデアを示すためのステージはまだ少しだけですが、今後は他の王朝の絵画や、他の王朝・ジャンルの骨董品も加わる予定です。本プロジェクトはハッカソンのために新たに制作されました。
Tripo の活用方法
ゲームの 3D モデル、つまりプレイヤーが袋に集める、本物の骨董品を再現した器物は Tripo で生成しました。制作の過程では Codex や WorkBuddy などのツールも使われています。


